今回は駄菓子だ。
よく駄菓子屋で見かけるお菓子の大半はいまでは産業機械によって製造されている。産業機械という言い方は少し堅いかもしれない。自動機、駄菓子製造装置、などといった方がしっくりとくるか。
ただ、その機械の中身は産業機械と言っても過言ではないほど精度が高く、一つ一つの完成度や規模は大きい。また、一つの装置からではなく、多くの場合、複数の装置の集合体で複雑な工程を処理するように設計されている点もみていておもしろい。
例えば、ハムかつのような駄菓子。
中身の肉は魚をメインにしたものだが、これをすりつぶすところから自動機は登場する。すりつぶした身を薄く伸ばし、均等にカットし、乾燥させてカツを塗布できるようにする。これらの工程も当然すべて自動だ。
ここにカツを塗布し、揚げ、袋に詰めていく作業もすべて自動。
人間はところどころで介在し、主にチェックをすることが役割となっている。
おばあちゃんが売ってくれるあの駄菓子も、今や自動機によって作られていたわけだ。
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